イオンへのなりやすさ(イオン化傾向)は日常生活でなかなか意識する機会はありません。だからこそ、理科の授業の中で科学的な事象と出合わせる必要があると考えます。 今回は、銅チップ(Cu)に硝酸銀水溶液(AgNO3)を数滴垂らすことで、イオンへのなりやすさを実感す る実験を紹介しました。この実験はいくつかの「良さ」があるので、良さに着目して報告します。
「物質の成り立ち」の学習で、水の状態変化との比較をしながら、水の電気分解から単元を展開していきました。生徒が主に「質的・実体的な見方」を働かせることで、資質・能力が育成されると考えました。
水溶液の指導に、m&m’sチョコレートを使う実践を考えました。サークル例会での提案と指摘を受けての改善の案を示します。
水に溶ける条件を、レーザー光線を使った比較で証明する実験
吸水ポリマー(ポリアクリル酸ナトリウム)とプランツボールを使った実験。浸透圧による多量の水の吸収実験と、水に溶けるときの吸熱反応による冷えひえパックの作成。
酸とアルカリの中和の実験を、硫酸と水酸化バリウムですると、塩の硫酸バリウムは不溶性なので、中和点で電流が流れなくなる。電解質同士を混ぜると電流が流れなくなる不思議から、考えを深めることができる。
教科書が変わったことから、熱分解の部分を元に教材配置を考えてみた。
物質の溶け方の観察には、「m&m’sチョコレート」がきれいに見られて、効果的な教材。
炭酸水素アンモニウムの熱分解の中学校の授業で、討論を試みました。
「イオンモデル」を使って、電気分解・化学電池の電子の授受の説明ができる生徒をめざします。