安倍川は一級河川であるのに日本でも屈指の急流であるため、普段は上流から下流までどこでも水量が多くありません。河原では、川幅に対して水の流れている部分の方が少ない状況です。また、急流であるため雨のときの侵食・運搬作用が激しく、河口付近にも多量の砂礫が堆積しています。
河口部の西岸より東岸と上流方向を見る (この写真は210KB)
(手前側の水量が多く見えるのは、支流の丸子川からの流れ)
河口部を東岸から見る (この写真は198KB)
右が上流側、左に砂嘴のように見えるのは河口部をふさぐように伸びた堆積物で、普段の河口部の流れは幅1m程度になっている。
河口付近を西側の持舟城跡(用宗・城山)から見る
通常時に河口部をふさぐようにのびる堆積物がわかる。
(2020.3に追加)
安倍川の全体的な記事 → 「写真で見る安倍川の姿」
文責:長谷川静夫(科学教育研究協議会静岡) 2018.12.31作成
skrc@sf.tokai.or.jp