賤機山から見た安倍川
下の写真は、賤機山から安倍川の上流を写したもので、手前(安倍川東岸)は賤機南地区(静岡市葵区)です。
河口からおよそ10km付近(安倍川の長さは51km)で、川幅(両岸の堤防の間)は約500mありますが、普段の水量は川筋が何本か見える程度の少なさです。安倍川はダムのない川なので、ダムで水を貯めるために下流の水量が減るということではありません。
雨が降ると川幅一杯になって流れますが、雨が少ないないときはこのようになります。川の長さが短い典型的な急流河川の姿でしょう。
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普段の水量が少ない安倍川は、渇水時に瀬切れを起こします。
ただし、河原の下を流れる地下水(伏流水)が豊富で、この様なときでもこの伏流水を水源とする水道は、取水制限になることはありませんでした。(下の写真は、2017年6月の様子)
安倍川の全体的な記事 → 「写真で見る安倍川の姿」
文責:長谷川静夫(科学教育研究協議会静岡) 2018.12.31作成
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