iPad等のカメラには,タイムラプス機能がついています。それを利用して,「1日の太陽の動き」「1日の影の動き」を撮影してみました。(iPad等のタイムラプス機能では,長時間撮影を続けても,自動的に30秒程度の動画になります)
生徒が自分で季節ごとに観察・記録した動画(動画は端末に保存できる)を見比べることで,「どうして季節によって影の長さ等が違うのか」「季節によって太陽の動きが違うのはなぜか」など,問題を見いだして課題を設定する場面や,観察方法としての活用ができそうです。また,端末内に動画を保存しておくことで,1人1人が,何度も動画を見返したり,好きなタイミングで動画を止めたりすることもできます。ただし,「観察・実験は直接体験が基本」であるため,写真や動画の撮影(または視聴)を,安易に観察実験の代替としないよう, 留意することが必要です。
(執筆協力:藤原)
理科サークル「SCIENTIA」のニュース「Serendipity」から、「科教協静岡ニュース」に転載した
この記事の問い合わせ先:高橋政宏(理科サークル「SCIENTIA」)
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