紙ひもを使ってつくると、DNAを1000万倍(太さ2cm)したモデルができる。また、 ストラップをつけると飾りになる。
1) 1000万倍の分子モデル製作で用意するもの
輪ゴム(1個) ビニールコード(20cm1本) 紙ひも20号(40cm2本) リング(1個) ストラップ(1個) ものさし ニッパー 瞬間接着剤
2) 1000万倍の分子モデルの作り方
① ビニールコードを半分に折り、 それを芯にして紙ひもを左右に添え、 コードの折れ曲がった側で端を揃え、 輪ゴムで止める。 (写真1)
② コードが一番後ろにある状態で、 右のひもを左のひもの後ろに回し、 次に左のひもをコードの後ろを通し、 右のひもの輪の中を通す。(写真2)
③ これを繰り返し、モデルの幅が2cmになるくらいの固さで組んでいく。6段編んだとき、長さが2cmになるように輪ゴムの方へしごく。
④ 長さを確認し(12段なら3.4nm×12=40.8nm、1000万倍で4cm、15段なら5cm)、コードとひもの余りをニッパーで切り、瞬間接着剤で止める。
⑤ 上の輪ゴムを外し、余分なひもを切り、そこにも瞬間接着剤を付ける。
⑥ リングとストラップをつけたらできあがり。(写真3は、15段で約5cm)
【参考】このDNAモデルは、大場駿二氏(磐田東高校)が考案された。
以上は、科教協静岡「研修交流会」(2018.4.30) での篠崎勇さん(静岡商業高校勤務)の発表で、発表と資料をもとに編集した「科教協静岡ニュース」No.45の記事によります。
問い合わせ先:篠﨑勇さん( shizuoka_koko_rika_c@yahoo.co.jp )
(篠崎さんの資料プリント)