新年早々の1月6日(土)の午後に、科教協静岡主催の「静岡理科の会 &『研修交流会』の相談会」を、静岡市の大里生涯学習センターで開きました。この時期にどの程度集まることができるかと不安もありましたが、予想以上に集まっていただき盛会となりました。「小学校の講座」「中学・高校交流会&相談会」のそれぞれに10名弱ずつの参加がありました。科教協静岡の行事に新しく参加された方もあります。
【静岡理科の会での実践紹介】
(1) 小学校の電気の学習「電気を楽しく」 丸山哲也さん(科教協委員長)
小学校3年「電気の通り道」4年「電気のはたらき」を、工作の実習を含めて紹介。
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(2) 中学・高校交流会
① 月の満ち欠け-トトロは何時に現れたか(中学校) 高橋政宏さん
月の満ち欠けを楽しく学ぶ方法はないか?と考え、トトロを題材にして導入を考えた。
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② エネルギーの変換効率の定量的な測定 高橋政宏さん
プーリー付き手回し発電機を使って、定量的な実験と結果。
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③ 気象災害 西村紳一郎さん
水害の例から、なぜこんなに雨が降ったか、今年はなぜこのような天気か、10年後はと考えさせる。
④ 電流と磁界の授業プラン 片山昇さん
目に見えないことから生徒にとってわかりにくいこの単元を、つながりが持てるように構成した。
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今回の参加者は、静岡市が多いですが、藤枝・島田や掛川からも来てもらえてありがたく思います。交通機関は多くが車(同乗を含む)で、やはり会を開くにはそれなりの駐車場が必要になります。この会への参加は、会員やその年の行事参加者に送ったニュース(小学校の皆さんには直前にはがきも出しました)を見ての参加でしたが、同僚からの話を聞いて来た方もあり、感謝をしています。参加の理由としては、「今後の授業に役立ちそうと思った」と「過去の行事に参加して楽しかった、役に立った」が多かったです。そうしたことも含めて、こらからも行事の内容に工夫をしながら、続けていきたいと思います。
担当:長谷川静夫(科教協静岡)