ノートには、課題に対する「自分の考え」「皆の考え」や答を書かせ、資料を貼り付けさせている。また、「ふりかえり」を宿題として毎回書かせている。(小規模校なので対応できていることもある)
単元が終わった後に、「目次」を作らせているが、各時間の題(テーマ)は自分で考えさせているので、わかりやすく感じるようだ。
実践「進化で考える、動物分類の流し方」
動物の分類と進化の学習は一般的に別々の小単元として指導されることが多い。分類は人為的なものである。多様な生物をある基準できれいに分けきれない理由は生物が多様な進化を経て今に至るからである。今回、進化と分類を関連付けて教えることで、生徒は生物の多様性の理由や、分類の合理性、生命の尊さを実感できると感じ、実践を行った。動物の分類は陸上生活に適する体のつくりと関連付けて考えることで、進化と結びつけることができる。
この実践は、「静岡理科の会」の10月例会で紹介されたものです。
紹介:高橋政宏(理科サークル「SCIENTIA」)m-takahashi★ra3.so-net.ne.jp(★を@に変えてください)