科教協静岡の「研修交流会」の小学校中学年講座での講師の小幡勝さん(科教協東京)の報告です。
1)3年 「物の重さ」の単元を、算数の「重さ」と同時期にするため、入れかえると良い。
2)3年 「太陽と影の動き」
・校庭で垂直に立つ長いものの影を印をつけておくと、太陽の動きが観察できる。昼の影が短くなることに、改めて驚く子も多い。
・教科書のみでは平面的にとらえてしまう。教室でも、床にペンを立ててライトを当てることで、簡単に観察できる。
3)3年 モンシロチョウの観察
・スーパーのキャベツは、洗わないとモンシロチョウが死んでしまう。
・プールの清掃のときにヤゴをつかまえて、代用することができる。
4)3年 「日なたと日かげの地面のようす」に付け加えたい温度計の扱い
・適切な温度計は、あらかじめ水の入ったバケツにたくさん入れて、指し示す温度が同じものを使うようにする。
・温度計の液だめを、温度を測るものにしっかり入れて、しばらく待ってから目盛を読むことを教える。
・シャベルで土を掘って、温度計を置いてから土をかぶせる。
5)4年 「物の姿と温度」
・三態変化には、ろうを使う。
6)4年 「電気の通り道 電流と回路」
・豆電球の中を調べよう。
・直列に豆電球を増やすと、だんだん暗くなる。豆電球を6個直列につないだらつかなくなったけど、電気が流れなくなったの?(検流計を使う)
・並列につないで豆電球を増やすと、明るさは変わらない。豆電球1つをソケットの中でゆるめても、残りはついている。