「科教協の全国大会に全国から大勢の方が静岡に参加」
科教協第63回全国研究大会(静岡大会)は2016年8月6日(土)~8日(月)に静岡市で開催されました
8月6日(土):科学お楽しみ広場、はじめの全体会、ナイターⅠ
8月7日(日):分科会、特別分科会、ナイターⅡ
8月8日(月):分科会、おわりの全体会(科教協総会)
オプションとして、大会終了後に、ミニ見学会「ふじのくに地球環境史ミュージアム」
8月9日(火):フィールドワーク「富士山宝永火口散策」
いずれの行事も盛況で内容のある大会となりました。
参加者総数は421名となり、300名にはならないだろうと考えた大会事務局の想定を、初日から大きく上回り受け付け等に混乱をもたらすほどでした。 大会に参加した方をはじめ、大会の仕事をしてくださったみなさんにも迷惑をかけました。 参加した85%は県外からの参加者で、県外のみなさんが大勢参加したことが、盛況となった大きな要因です。
また、県内からは、初めて科教協の行事に参加された方なども多く、大変うれしいことです。
大会受付(1日目は大変混雑して迷惑をかけました)
大会入口での各種紹介・販売(静岡大学)
(1)はじめの全体会
(様子は「感想と写真」の中に掲載)
特別報告「静岡県の自然」 ふじのくに地球環境史ミュージアム 山田 和芳 氏
基調提案「職場の仲間とともに研究をすすめよう」 科教協委員長 丸山 哲也 氏
記念講演「50羽から5000羽へ、アホウドリの再生をめざして」 東邦大学名誉教授 長谷川 博 氏
(2)科学お楽しみ広場
(様子は「感想と写真」の中に掲載)
手作りの実験器具や授業で工夫をした教材・資料を、グループや個人が紹介、頒布しました。 また、理科教育専門の業者の出展もありました。45ブースが出展しました。
大会で紹介された、理科実験・観察のための手作り器具・標本の紹介 (別の記事で掲載)
(3)ナイター(講座)
(様子は「感想と写真」の中に掲載)
グループや個人が開く自主講座(約1時間30分)です。教材、授業、自然観察、自然科学研究の紹介など、多様な内容の発表があります。 2日間で、22の講座が開かれました。
「障害児学校・学級の教材づくり」(障害児・者と自然科学教育サークル)
(4)分科会
(様子は「感想と写真」の中に掲載)
大会のメインの行事で、個人が自分の授業実践や、教材、研究を発表しました。10分科会(16分散会)に、100レポート(個人)の発表がありました。 資料や実物、実験を元に、熱心な発表と意見交換がありました。
(5)オプション
(6)参加して、気づいたこと、思ったこと(参加者の感想)
【大会全体】初参加でしたが、様々な実践、教材を知ることができました。次は分科会をしぼってじっくり参加してみたいです。
【大会全体】3日間参加させていただき、息子(小五)ともども楽しませていただき、学ばさせていただきました。
【分科会】自由な雰囲気の中で、自分の意見や考えを述べられる場面がある研修会で、今までに経験のないことでしたので、とても新鮮でした。 毎回、おなじみになっているメンバーの人の間では通じることが、初めての参加者にはわからなかったりということがあり、 質問しておけば良かったという風に、後から思ったりしました。(初参加)
【分科会】分科会で、発表させていただきましたが、心温まるメッセージやアドバイスが、ありがたかったです。 専門的なこともいろいろ勉強になり、ありがとうございました。
【分科会】サークルの仲間と検討をしているときは、気づかなかった指摘が多くあり、勉強になりました。 日常的な活動とは別に、全国の人と意見交換できる機会は貴重だと思います。
☆ 以上の詳しい内容や写真、分科会等での発表レポート、まとめを収録した「大会報告集」(DVD版、1,000円)が作られました。
担当 科教協静岡事務局 長谷川静夫