科教協静岡の第7回「研修交流会」を開きました
今年は、5月2日(土)に県立静岡西高校を会場にして開きました。来年に全国研究大会を開くこともあり、例年に比べても力の入ったものとなりました。 県内の講師の他に、科教協委員長(山梨)や、東京、埼玉、愛知からも、講師に来ていただいて、内容の濃いものとなりました。
知人から紹介されたということで、遠方からも参加いただきました。 また、インターネットの教育サイトに案内を掲載しましたが、それを見ての参加もあり、影響の大きさを感じました。 それを見て、学ぶ気持ちに励まされたとともに、会場へのアクセスなどの手配・連絡が不十分で、大変な思いをさせ申し訳なかったと思います。
(1)「実験・実習講座」(10:30~12:00)
小学校は、県外講師にお願いをしました。
【感想】
○実験はどれも良かったです。実践的なものばかりで、自分流の工夫をして使える内容が多かったです。
○どれも興味深かった。空気の重さ、スピーカー、テスター、チューリップのタネ etc。
○いろいろな実験器具(小さい重さのてんびん、チューリップの種…)など、みたもの全部が楽しかったです。
中学・高校では、県内会員が紹介をしました。 ①バイブラランプで確かめるフレミングの左手の法則、②3原色ランプでつくる光の影、③音と波の実験、楽しく分かる工夫、
④酸化銀の分解実験で析出銀を取り出す工夫、⑤台風の位置を見つける、⑥パソコンとUSBカメラで見るスギナの胞子でした。
【感想】
○実験の工夫は、今やっている内容を更に深めたり、より興味を持たせることができるもので、今後実験に加えてみたいことだった。 ちょっとした工夫で実験・観察はより興味深く楽しいものになると今回も感じました。
○実験具ややり方などのアイデア手法など参考になりました。すぐに授業に使えるちょっとしたことがらが、これだけあったかと感じました。 是非活用したいと思います。
○たくさんの実験を教えていただきよかったです。授業で活用したいです。
○酸化銀の処理方法が面白かったです!勉強になりました!いつも同じ実験ばっかりじゃいけないなーと思いました。
○Agの固まりのつくり方。
○音の実験教材。
(2)「授業づくり・単元教材講座」(13:00~16:00)
小学校は学年別の講師をお願いしました。
【感想】
○具体的でゆっくり時間がとれて、深く活動できて良かったです。余裕がある時間の中で、実践者と話し合うことができて良かった。
○ペットボトル内での雲作り、黒いゴミ袋の気球作り、ブルブルテスター作り。身近な物が教材になることを知り、早速試したくなりました。
中学・高校では予定の2講座4テーマで、 ①中学2年動物の栄養と体のつくり、②中学2年動物のなかまと生物の進化、③物理・化学「モノに聴く、生徒に聴く、専門家に聴く」、 ④中学3年エネルギーと生活でした。
【感想】
○体験させ実験させることの大切さを改めて思い知らされた。今後の授業計画に役立ててみたいものだった。
○授業単元全体の流れをストーリー性をもって行うことを具体的に知ることができた。
○生物の授業のすすめ方を考えることができました。
○限られた時間数でいかに生(なま)の教材を見せたり、考える時間をとったりするかが課題なので、実践例を紹介していただきよかった。
(3) 参加者へのおみやげも用意しました。
①分子模型(アルコールの燃焼)セット、②顕微鏡観察用火山灰シート、③花で見わけるタンポポの種類観察シート。
【全体的感想】
○子どもが引きつけられる教材を多く紹介していただけました。今後の授業づくりに大変参考になりました。 また熱心な先生方に触れ、元気づけられました。多くの教具、資料をいただきありがとうございます。さっそく授業でつかいたいと思います。
○とってもアットホームな雰囲気でよかったです。
○他県からまでも来ていることにも刺激を受けました。
○今回は休日となり参加できてよかった。毎回とても勉強になります。日程が合えば、すべて参加したいと思います。
○部活の大会の予備日になっていたのですが、参加できてよかったです。1日とても勉強になりました。
○私用で途中からの参加になってしまいましたが、大変参考になりました。
○若手をさそいましたが、連休の予定が入っていました。
○(参加費が)500円では安すぎ!たくさんおみやげありがとうございました。
○自家用車で来て駐車できるのがありがたかった。
担当 長谷川静夫(科教協静岡)