「科教協静岡ニュース」№0として、静岡支部を活発化する呼びかけです。同時に、科教協の(全国)会員でなくても、静岡県内で理科教育の交流を進めるサークル「科教協静岡」としても活動を進めることにしました。(事務局 長谷川静夫)
○ 科学教育研究協議会静岡支部です
小学校から大学までの教員等の有志が参加している、民間の自然科学教育の研究の会「科学教育研究協議会(科教協)」です。その静岡支部の活動を、少し活発にすることをめざして、この呼びかけ(ニュース0号)を発行しました。
○ 人が集まっての交流は明日への希望にも、ニュースでの交流でも希望の種に
この頃の学校では忙しくて、様々なことに振り回され、ゆっくり授業のことを考えたり、教材研究をしている暇がないという状況もあります。子ども達も、様々な環境や教科書の問題等もあって、授業に興味を示さないということもあるでしょう。しかし、ちょっとした教材の工夫などに敏感に応えてくれることもあります。時々でも、そうした授業をやりたいものです。
人が集まっての交流は、それだけで気持ちが明るくなることがあります。また、忙しさの中、なかなか集まれなくても、ニュースを読むだけで、ちょっとしたヒントが得られることもあります。県内や全国で、いろいろやっている人もいるものだと、刺激にもなるでしょう。
○ 新学習指導要領が公表されました
「学力低下」批判などもあって、小学校と中学校での繰り上げた新学習指導要領が公表されました。研修も始まっていますか。研修どころではなく、来年度から繰り上げて実施される事項もあります。現学習指導要領では、「ゆとり教育」とか、「指導ではなく支援」とかが叫ばれ、また、「総合的学習の時間」が導入されました。その結果、子ども達がどういう状況になったのか、プラスとマイナス面など、十分検討されて新しいものができたのか疑問があります。
科教協では、全国大会、全国研究会、あるいは「科教協ニュース」などで、検討や情報提供を行っています。科教協はどなたでも参加できる会ですが、静岡でも、全国の情報を受けとめお知らせしたい、また、検討もしたいと思います。
○ 静岡支部の会員(サークル「科教協静岡」の会員)として参加して下さい
当面、次のような内容で、活動をしていきたいと考えています。
① 独自の会の企画や、県内の教育研究会への協力・共同をします。紹介もします。
② ニュースを、年4回程度は発行し、情報の紹介や交流をします。
③ 会場費やニュースの印刷・発送費等として、会費を年1,000円出して下さい。
【関連】「科教協静岡」とは